2005年07月13日(水)
 自動車分野でカドミレス黄銅棒への切り替えが本格的に始まった。大手自動車系列の部品メーカーの要請を受けて、協力会社がカドミレス製品の採用を決定。一部の黄銅棒メーカーは今月初めからカドミウム含有量75ppm以下の製品を納入し始めた。

 電気製品分野では切り替えが先行しており、今回、大手自動車メーカー系列が動き始めたことで、カドミレス黄銅棒の需要環境は新たな段階に入った。
 豊田通商は12日、アルミ溶湯事業の世界展開の一環として、中国の広州と天津に100%子会社を設立し、それぞれ本年11月、来年4月に稼働を開始すると発表した。

 今回、設立した2社は、広州豊中●合金有限公司と天津豊通●合金科技有限公司。前者は、所在地=広東省広州市、董事長=山内直登・豊田通商取締役、資本金約3億9000万円、設立=本年4月、従業員数35人、主な販売先は中央精機など。

 また後者は、所在地=河北省天津市、董事長=白井琢三・豊田通商取締役、資本金約4億3000万円、設立は本年6月、従業員数35人、主な販売先はトヨタ自動車天津工場など。

(●はかねへんに呂)
 水銀が国内外市場ともに高水準で推移している。海外では、欧州の大手鉱山製錬メーカーが円換算で1フラスコ(約34・5キログラム)当たり7万5000円前後で出荷を続け、国内でもほぼ同一価格帯まで切り上がっている。