2005年07月27日(水)
 三菱アルミニウムは、2007年度までの新中期経営計画「チェンジ21」を策定し、向こう3年間で110億円の設備投資を行う予定になっているが、さらに積み増す方向だ。具体的には、「50億円程度の投資を検討したい」(野副明邑社長)と、当初計画を上回る投資を実施していく。
 日本伸銅協会は26日、6月の伸銅品生産速報を発表した。全品種合計の生産量は前年同月比5・2%減の8万7010トンで7カ月連続の減少となったが、マイナス幅は前月より1ポイント以上縮んだ。銅条、黄銅条の生産量がほぼ前年並みまで改善したことの影響が大きい。一方で黄銅棒やリン青銅板条のマイナス幅は前月より広がっており、品種によって二極化が進んでいる。
 国際銅価は歴史的な高水準にあるが、ここへきて長期的にも強気観測が目立つようになってきた。短期ではピークアウトしていく流れにある模様だが、10年単位で見た場合、これまでよりも今後の方が大幅に高くなることが確実視されている。

 中国やインドでの消費拡大が主な判断材料で特に中国についてはすでに一大銅消費市場となった後もさらに伸びる。世界の銅鉱山、製錬が対中国市場を念頭に置いた長期戦略に動いているが、中国自体も成長に対応した施策を具体化させている。