2005年08月23日(火)
 鉛精錬業界では、主要原料である廃バッテリーが輸出拡大の影響で入荷減少が続き操業率がさらに落ち込んでいる。伝統的に廃バッテリーのみを原料にしてきた「町精錬」と呼ばれる2次精錬メーカーを直撃しており、東日本エリアに立地する有力メーカーでは、稼働率が50%を割り込むケースが頻発、輸出が止まる気配が一向にないことから関係筋では危機感をさらに募らせている。
 神戸製鋼大安工場は、アルミ鋳鍛造事業がおおむね堅調に推移していることから、今期(2006年3月期)14億円の経常利益をクリアし、同事業売上高で200億円に達する見込み。今後は、経常利益を20億円まで引き上げていく。

 また、米国の自動車サスペンション用アルミ鍛造品製造・販売会社であるKAAP(コーべ・アルミナム・オートモーティブ・プロダクツ)は、来年4月にも黒字転換する見通しだ。
 三協・立山ホールディングスのマテリアル関連事業(マテリアル他事業)が、拡大基調をたどっている。前期(2005年5月期)は連結ベースの同事業売上高が386億5900万円(前年同期比22・9%増)に達し、今期も430億円(同11・2%増)と、前期同様2ケタの伸びを見込む。