2005年08月24日(水)
 住友金属鉱山は本年度、探鉱活動に過去最高の10億円を投資する。ペルーのセロ・ベルデ銅鉱山への資本参加により、2006年度を最終年度とする中期経営計画の目標である自山鉱比率60%を達成。東予製錬所(愛媛県)で段階的に進めている電気銅の生産能力増強に必要な精鉱調達にめどをつけた。

 今後さらに精鉱調達力を強化するために探鉱活動を本格化させ、将来の「非鉄メジャークラス」入りをめざす。
 三井金属は23日、8月積み亜鉛建値をトン当たり5000円引き上げ19万4000円に改定したと発表した。海外相場の上昇を背景に、3月上旬の19万2000円の年初来高値を更新。8月平均価格は1500円値上がりして18万8400円となった。
 アルミ1次加工問屋の大河内金属(本社=大阪市北区、大河内弘一社長)は今月末、尼崎工場の厚板切断加工機をリプレースする。もう一つの加工拠点である氷上工場では今春に円板加工機をリプレスし、年内には同型のもう1基を増設する予定など、設備投資を相次いで行って加工能力と作業性のアップを図っている。