2005年08月31日(水)
 東邦亜鉛はこのほど高純度電解鉄を増産した。製造拠点の藤岡事業所(群馬県)では、航空機向けの需要拡大を背景にフル生産が続いているため電解設備を増設。年産能力を2800トンから3000トン強に引き上げた。航空機向けの素材としてはこのほか、住友チタニウムと東邦チタニウムのスポンジチタン2社が生産能力を増強中だ。

 航空機関連市場は2001年の米同時多発テロの影響で一時期低迷していたが、04年以降は本格的な需要拡大期を迎えている。
 古河サーキットフォイル(本社=栃木県今市市、久森猛社長)は、国内および東南アジア市場で電解銅箔の値上げ交渉を開始する。代表品種である厚さ35ミクロンの汎用箔について、10月積み分から国内は1キログラム当たり100円、東南アジア市場は同70―80セントの上乗せをめざす。

 原料である銅の価格が高騰し続け、収益を圧迫しているため。足元の販売価格は国内で1キログラム当たり725―730円、海外で同5・8―6ドル。
 大手伸銅メーカー各社は関西地区において、黄銅3種の小板・条製品の加工賃(ロールマージン)を9月1日より、キロ10円値上げすることを表明、流通筋に通知している。同品目の値上げは1年ぶりで2年連続。