2005年09月02日(金)
 権田金属工業(本社=神奈川県相模原市、権田源太郎社長)はマグネシウム合金薄板材を量産する。2006年2月をめどに本社工場内に専用の建屋を建設、設備を導入して、同年10月から本格稼働させる。

 総投資額は約7億円だが、県の助成制度を活用し、負担を抑える。量産化に伴い、月間生産量は現在の200キロから06年度中に10トンまで増加する予定。
 フジクラのグループ会社でコネクターを製造する第一電子工業(本社=栃木県真岡市、山本朋敬社長)は、海外拠点のDDKタイランドと第一電子工業(上海)有限公司(DDK上海)で生産設備を増強し、電子機器向け多極コネクターの旺盛な需要に対応する。

 タイでは、コネクター端子の製造建屋を1棟増設する。来春に完成、稼働開始の見通し。上海では年内に端子のめっきラインを新設し、現地での一貫生産態勢を整える。
 日鉱金属は1日、9月積み銅建値をトン当たり48万円で据え置くと発表した。LME銅セツルメントが過去最高値のトン3900ドル台に急伸したことで49万円スタートも予想されたが、NYカーブの急落を受け据え置きとなった。