2005年09月13日(火)
 チタン展伸材メーカーが長年続けていた「ヤード延長」といわれる流通問屋への預託在庫が消えつつある。市況好転で在庫リスクが軽減したことが背景にあるが、流通問屋にとっては在庫の自己管理や初期投資を迫られることになり、早くもリスク分散のために新たな取引システムを模索する動きも出始めている。
 日鉱金属は週明け12日、9月積み産銅建値をトン当たり1万円引き下げ、47万円(月間平均47万3500円)に緊急改定、即日実施した。
 大手伸銅N社は12日、9月2回目の原料買値を前回に比べて銅系でキロ当たり3円、黄銅削り粉で同2円引き下げることを決めた。