2005年10月03日(月)
 新日鉱グループの日鉱金属加工は2007年度に10億円をかけて倉見工場の圧延設備を改造し、素条を広幅化する。今年度から07年度までの3年間で実施する合計188億円の設備投資の一環として行う。

 昨年、幅860ミリの銅箔が製造可能な仕上圧延機を導入したのに伴い、上工程でも製品の幅を広げて、ユーザーの加工効率アップに貢献する。
 日鉱金属が30日に発表した2005年度下期の地金生産計画によると、銅生産量は定修に伴う減産で05年度上期比約9%減の18万8000トン(同業他社への委託生産量含む)を見込む。

 金・銀については原料調達状況に基づき、金で同約7%の増産となる14トン、銀で同約4%の減産となる154トンを計画する。亜鉛は八戸、秋田の両共同製錬所での生産量として同約3%減の3万7600トン。
 アルミ表面技術研究所(茨城県取手市)と安田産業(大阪市)、アキ(埼玉県草加市)、中間法人軽金属製品協会試験研究センター(茨城県取手市)は共同で、アルミモノリス触媒を用いたVOC排ガス処理装置の製造・販売事業を開始する。

 今回開発した処理装置は、従来品以上の性能を確保しながら、販売価格で約20%、ランニングコストでおよそ30%のコスト低減が可能。設置面積でも従来品に比べ80%程度と、省スペース化を図っている。