2005年10月11日(火)
 東邦亜鉛がジーエス・ユアサグループなどと共同出資して設立した天津東邦鉛資源再生有限公司(井之上幸治董事長)の廃バッテリーのリサイクル新工場が来月上旬に稼働する。

 中国初となる最新式の環境管理設備を持つ工場で、鉛合金の生産能力は月1000トン。今後は原料である廃バッテリーの回収ルートをどう確立し、生産を軌道に乗せるかが課題となる。
 三井金属は7日、10月積み亜鉛建値をトン6000円引き上げ21万1000円に改定したと発表した。海外相場の上昇を受け9月27日につけた年初来高値20万9000円を更新。平均価格も20万9800円に上昇した。
 ロンドン金属取引所(LME)は、本年5月にプラスチック2品種を上場したが、メーカーのブランド登録拡大とともに、ボトルグレードのPET新規上場を検討する。また、過去に見送った経緯のある鉄鋼先物の上場についても再検討に入っており、近々に方向性について結論を出す予定だ。