2005年11月28日(月)
 フジクラの連結子会社、藤倉電子(上海)有限公司(本社=中国上海市外高橋保税区、以下FESL)は2006年、FPC(フレキシブルプリント回路基板)の表面実装ラインを現行の29本から34―36本に増設する。

 FPCの表面にIC(集積回路)チップなどの電子部品をハンダ付け実装する工程で、クリームハンダ印刷機、チップマウンター、リフロー炉などを追加導入する。携帯電話や携帯音楽プレーヤー向けに、実装FPCの引き合いが好調なため。
 日鉱金属は25日、11月積み産銅建値をトン当たり1万円引き下げ、57万円に緊急改定、即日実施すると発表した。

 11月に入り月初も含め5回目の改定で、引き下げは9月12日以来2カ月半ぶりのこと。これに伴い、11月の月間建値平均価格はトン55万1500円で確定した。
 日本電線工業会が25日に発表した統計速報によると、会員メーカーの10月の銅電線出荷量は前年同月比3・3%増の7万5400トン(推定値)となった。

 建設・電販用電線の需要好調にけん引され、4月から7カ月連続の前年同月比プラス。光製品の9月出荷実績は同8・4%増の164万6148キロメートルコアで、5カ月連続の前年同月比プラスとなった。