2005年11月30日(水)
 昭和電工は29日、2006―08年までの3カ年新中期経営計画「プロジェクト・パッション」を策定したと発表した

 。同社では最終年の08年12月期に、売上高9400億円、営業利益850億円、営業利益率9%を達成させ、3年間の累計設備投資として2000億円を振り向ける方針だ。

 また、2010年には営業利益1000億円、営業利益率10%、D/Eレシオ1・0倍をめざすとし、「社会貢献企業を実現し、成長を加速させたい」(高橋恭平社長)との考えを示した。
 日本製箔の重村郁雄社長は29日、今上期の概況や当面の見通しなどについて記者会見を行った。

 このなかで重村社長は、アルミ地金価格高騰により収益が悪化していることを受け、「NSP(ニュースタンダードプライス)ルールの適用範囲拡大が大きな課題」とし、従来の価格体系見直しを行い、地金上昇分の製品価格転嫁を進める考えを強調した。

 また、コストダウンの取り組みも加速させ、当初1%と見込んだ歩留まり改善を5%にまで引き上げるとしている。
 国内銅製錬メーカーと北米の鉱山会社フリーポート社との間でこのほど、2006年積み銅精鉱の買鉱条件がまとまった。

 製錬側の加工賃収入となるTC/RC(溶錬費/製錬費)はTCがトン当たり95ドル、RCはポンド当たり9・5セントとなり、過去最高の条件だった年央交渉から下落したものの、1年前の05年積み契約よりTC9・5ドル、RC1セント高い水準となった。

 製錬側は今回の条件をベンチマークにして残りの鉱山会社との交渉を続ける姿勢を示している。