2005年12月14日(水)
 チタン製の多管式(シェルアンドチューブ式)熱交換器が、チタン調達難のため納期遅れが深刻化しており、海水淡水化施設などの一部用途先で銅合金製に素材が戻っている。

 来年以降は一般展伸材価格が一段高となるのは避けられず、「チタン離れ」に拍車がかかりそうな情勢だ。
 新日鉱ホールディングスは、2006年4月に金属系事業会社3社を日鉱金属として統合し、石油との二大中核態勢に移行する予定だが、中期経営計画の見直しでは資源・技術開発などに一層積極投資していく方針だ。
 古河スカイは、株式上場時に新株発行を行い、これによる資金などをベースに設備投資を積極化させる。

 同社は今期末までに、15億円をかけ小山工場(アルミ押出工場)の押出設備の合理化などを行い、生産能力を5%増強。また、同じ小山にある鋳鍛工場は、2003年から着手した投資を今期中で終え、合計27億円を振り向け設備の維持・更新を図る。

 この結果、鋳鍛の能力は20%増加。同社では、これら生産設備の効率アップで、数量より品質面での向上を図っていきたいとしている。