2005年12月22日(木)
 アルミ新地金の原料であるアルミナ(酸化アルミ)が高騰している。スポット価格でトン当たり600ドル超(FOB=本船積込渡し)と実質過去最高値に達している。新地金を増産してきた中国の大量消費が招いているもので、当面高値に張り付いた状態が続いていきそうだ。

 電力費上昇に加え、世界のアルミ製錬所における大きなコストアップ要因となっている。中国は協調減産政策を打ち出しているが現段階での実現性は不透明だ。
 日立電線と米コーニングケーブルシステムズ(以下CCS)は21日、両社がそれぞれ手掛ける国内向け光ファイバーケーブルの開発・設計・販売事業を、両社の折半出資会社アドバンスト・ケーブル・システムズ(以下ACS)に移管・統合すると発表した。光配線機器の開発・設計・製造・販売事業も同様に移管統合する。統合期日や移管事業の範囲など、詳細は来年1月に決定する予定。
 三井金属は21日、12月積み亜鉛建値をトン当たり7000円引き上げ25万9000円に改定したと発表した。海外相場の上昇や為替が円安ドル高に振れたためで、平均建値も1900円上昇して25万9600となった。