2006年01月20日(金)
 チリのエスコンディダ鉱山と、パンパシフィック・カッパー(PPC)の間で行われていた銅精鉱の2005年末交渉が完全決着しないまま交渉が打ち切られた。

 PPCは今回の契約で06年と07年の2年間で合計約12万トン(銅量ベース)の精鉱を調達する予定だったが、価格条件のTC/RC(溶錬費/製錬費)が折り合わなかったことから、購入数量は予定の半分である6万トンにとどめることにした。購入分の条件はアービトレーション(第三者裁定)に委ねられる。
 同和鉱業グループの同和メタル(本社=静岡県磐田市、山田典明社長)は、銅合金条の生産を強化するため、熱間圧延関連設備を更新する。

 すでに2005年8月に熱間圧延機本体を更新しているが、今月初めには搬送ラインを延長。5月には加熱炉を更新する。今回の更新により、ミリ単重で従来比2倍のコイルを作ることが可能になった。
 日本軽金属は、財務体質の改善が一段と進む。今期(2006年3月期)末のデットエクイティレシオ(D/Eレシオ)は1・7を割り込む1・69まで低下し、前期に比べ0・13好転する見込み。

 5年前には3を超えていた同数値が約半分のレベルに達し、財務面の強化が加速している。ただし、有利子負債額については、設備投資を積極化させており、削減スピードが鈍るとしている。