2006年02月02日(木)
 双日非鉄金属部の今期(2006年3月期)売上高は、市況高騰などの影響により前期の731億円から850億円に拡大する。

 来期については、経常利益を倍増させるなど、収益向上への取り組みも推進。ワースレーアルミナ製錬プロジェクト(豪州)に関する拡張事業が近く終了し、アルバ社(バーレーン)とのアルミ(ビレット)販売も増加させることで、非鉄事業の一層の強化を図る。
 東洋アルミニウムは1日、100%出資子会社の東洋エコー(羽室耕一社長)と東洋アルミホイルプロダクツ(冨岡祥浩社長)が4月1日に合併すると発表した。東洋アルミグループの日用品事業における収益向上を図ることが目的。合併後の社名は「東洋アルミエコープロダクツ」(予定)。
 日鉱金属は1日、2月積み産銅建値をトン当たり63万円に設定した。1月下旬に比べてトン3万円の大幅引き上げで、新建値の63万円は1980年3月7日から11日(同67万円)以来の高水準。