2006年02月03日(金)
 日本の銅製錬メーカーと海外鉱山の間で行われている2005年末の銅買鉱交渉が大詰めを迎えているが、完全決着しないまま収束する可能性が高い。

 これまでにTC(溶錬費)トン当たり95ドル/RC(製錬費)ポンド当たり9・5セントで8割程度が決着しているが、エスコンディダなどの一部鉱山はTC92ドル/RC9・2セントの主張を変えていない。

 このために製錬側ではパンパシフィック・カッパー(PPC)が交渉を打ち切ったほか、住友金属鉱山も最終交渉に臨み、後は鉱山会社の返答待ちの状況だ。
 住友電工ファインポリマー(以下SFP)は2日、熱収縮チューブ(製品名「スミチューブ」)を製造する新会社「住電(蘇州)超效能高分子有限公司」を、中国江蘇省蘇州市に設立したと発表した。

 熱収縮チューブは自動車用、家電・電子機器用ワイヤハーネスの結束などに使われ、中国国内での需要が急増している。2007年2月の稼働開始を予定し、07暦年で年間売上高約10億円を見込む。
 日本アルミニウム協会は、昨年末に開催された「中国アルミニウムフォーラム」における講演をもとに中国の最新アルミ事情をまとめた。

 それによると、中国国内のアルミ新地金需要は、2005年の700万トンから、20年に1500万トンとほぼ倍増する見込み。一方、新地金生産については、10年に1130万トンと、05年見込み比で約45%拡大すると予測した。

 中国経済発展計画では、10年に一人当たりGDPを00年比2倍に置くなど、アルミ需要・生産とも増加する見通しだ。