2006年02月16日(木)
 住友軽金属工業は、自動車向けのアルミ販売を一段と強化していく。自動車(二輪・トラック含む)のアルミ化が進んでいるため、今上期段階では同社アルミ製品のうち、10%強が自動向けで占めるまでに拡大。このうちアルミ押出品は、脱建材の取り組みを進めた結果、半数の50%が自動車向けとなり、足回り品や熱交換器向け需要などが好調な状態だ。
 三井金属は15日、2月積み亜鉛建値をトン当たり2万4000円引き下げ29万7000円に改定したと発表した。海外相場が調整局面を迎えていることで、1月23日以来の30万円割れとなった。2月推定建値は30万9000円に切り下がった。
 世界の半導体やフラットパネルディスプレー(FPD)の工業会組織であるSEMI(米カリフォルニア州)は現地14日、2005年の世界のシリコンウエハー出荷面積と販売額が2年連続で過去最高を記録したと発表した。

 デジタル家電を中心とする下期以降の需要回復を受け、出荷面積は前年比6%増の66億4500万平方インチ、販売額は同8%増の79億ドルに拡大した。