2006年05月09日(火)
 昭和電工は8日、国内外3拠点で進めてきたハードディスク(HD)の生産能力増強が完了したと発表した。HDの用途拡大や新興国などでの需要拡大が続いているためで、4月から従来比月産305万枚増の1375万枚体制で本格生産を開始した。

 記録容量を高める垂直磁気記録方式に対応できる生産ラインを追加した。2008年末にはさらに月産2400万枚に増強する計画。
 日鉱金属は8日、5月積み産銅建値をトン当たり93万円に設定した。4月下旬に比べてトン2万円の引き上げで、前回の改定(4月27日)に続いて、史上最高値を更新中。
 住生活グループが8日に発表した2006年3月期連結業績は、売上高が1兆576億9900万円(前年同期比7・2%増)に達し、同社初の1兆円台を記録した。

 また、経常利益は586億7100万円(同16・7%増)で、過去最高の数字を実現。連結会社の拡大や新設住宅着工戸数の増加などで、売上高、経常利益とも前期を上回った。ただし、当期利益は、トステムの希望退職募集で239億円の特別損失を計上したため、前年実績を割り込んだ。