2006年05月15日(月)
 住友電工の2006年3月期の連結決算は、自動車やIT関連の需要堅調と情報通信関連の需要回復で、売上高は前期比15・3%増の2兆71億3400万円となり、初めて大台2兆円に達した。

 利益面でも経常利益は同22・4%増の1131億9400万円、当期純利益は同59・7%増の583億4600万円と過去最高益となった。
 住友電装の下川忠社長は11日、名古屋市内の名古屋証券取引所で行った2006年3月期決算発表の席上、同社の試算との前提条件ながら、ワイヤハーネスにおける世界シェアが21%となり、10年まででの達成を目標としていた同20%を大幅な前倒しで実現したことを明らかにした。
 三井金属は12日、5月積み亜鉛建値をトン当り3万7000円引き上げ47万1000円に改定したと発表した。海外相場の続騰を受け本年最大の上げ幅を記録し、過去最高値を更新した。5月の推定建値平均は46万2800円に上昇した。