2006年05月29日(月)
 大手レアメタル専門商社である大阪商事(本社=大阪市西区京町堀、藤田國廣社長)は中期3カ年経営計画の最終年度にあたる2006年2月期決算で、売上高で130億220万円(前期比14・6%増)、取扱重量2万593トン(同16・4%増)と、ともに目標と策定していた売上高118億2060万円、取扱重量1万9800トンを完遂した。
 三井金属は26日、5月積み亜鉛建値をトン当たり3万7000円引き上げ44万6000円に改定したと発表した。海外相場高に加え為替が円安ドル高に振れたことを受け2週間ぶりの引き上げ改定。月内推定平均は8200円上がり43万5900円となった。
 ジーエス・ユアサコーポレーションは26日、第一次中期経営計画を策定したと発表した。統合後の3カ年計画の目標を前倒しで達成したため、この成果を踏まえて統合効果の本格発揮に取り組む。

 2008年度までの3カ年で売上高2600億円、営業利益130億円(営業利益率5%)、経常利益120億円(経常利益率4・6%)を目標とする。また、重点課題として鉛リサイクルシステムの確立などを盛り込んでいる。