2006年05月31日(水)
 電線メーカーは一般家屋などの屋内配線に使うVVFケーブルのスポット販売価格を、6月1日出荷分から1・6ミリメートル径×2心でメートル当たり50円以上に値上げする。5月初旬に比べて同10円強、25―30%の値上げとなる。

 電線価格の指標となる国内銅地金建値がトン当たり90万円台の超高値圏に止まり、採算悪化が深刻化。加えて、4月に二次問屋から大量の仮需が発生し、メーカー在庫が払底している。VVFのメーカー販価は昨年12月初旬で同29―30円、5月初旬で同38―40円にようやく届いた状態だった。
 財務省は30日、4月の非鉄金属輸入通関速報を発表した。アルミ系は自動車向けの需要が拡大傾向にあることから、アルミ合金地金が前年同月比21%増の9万4456トンになるなど大幅な伸びを示した。銅系スクラップはひっ迫する需給を反映して増加した。

 アルミ系はスクラップの輸入も大幅に増えた。自動車向けのおう盛な需要を背景に、アルミ二次合金メーカーがフル操業を続けているため、アルミ合金スクラップは同58%増の1万2532トン、アルミスクラップは同2・4倍の1326トンになった。
 東海アルミ箔は、本年4月から「T―UP2008」のスローガンを掲げ、本社、営業、各工場でアクションプランを定め、収益増強運動をスタートさせた。2010年3月期には、連結売上高183億円、営業利益8億円の達成をめざす。