2006年06月06日(火)
 三菱マテリアルの加工事業カンパニーは、超硬工具事業の年間連結売上高1000億円を中期目標に掲げ、国内外の製造拠点で生産能力を拡張している。工具用鋼製ホルダーなどを製造する岐阜製作所(岐阜県安八郡)で本年4月、超硬ドリルなどを生産するミラクルツールアメリカ(米国アイオワ州)で同5月、新工場がそれぞれ稼働開始した。

 超硬エンドミルなどを生産する三菱マテリアル神戸ツールズ(兵庫県明石市)では2007年1月にコーティング専用工場が完成予定。自動車部品加工向けや工作機械向けのおう盛な需要に対応する。超硬工具事業の05年度売上高は04年度比15%増の約900億円、06年度は05年度比7・5%の増収を見込む。
 三酸化アンチモンの国内最大手、日本精鉱の業績が拡大傾向にある。2007年3月期の連結業績は売上高71億円、経常利益8億3000万円、最終利益3億1000万円を予想しており、5期連続で過去最高益を記録する見通し。アンチモン製品の拡販に加え、連結子会社で事業展開している金属粉末の需要も増える。
 レーザープリンター感光ドラム用アルミシリンダーを製造・販売する昭和電工(大連)有限公司は、親会社の昭和電工が策定した3カ年中期経営計画「プロジェクト・パッション」に合わせ、2008年にED管(アルミ管)生産月間150万本、押出材月産100トンに引き上げ、フル稼働をめざす。同社はプリンター需要の増加に対応し、事業拡大を図っていく。