2006年06月20日(火)
 レアメタル専門商社のアドバンストマテリアルジャパン(=AMJ、東京都港区赤坂1―9―13、中村繁夫社長)は、超硬工具などに使うタングステンの供給ソースを拡大する。このほどカナダのタングステン鉱山と精鉱の販売代理店契約を結んだほか、モンゴル、ベトナム、ミャンマー、カザフスタンなどからも供給の可能性を探っている。

 世界生産の80%以上を占める中国が資源保護政策を強化しているため、新たな供給ソースを開拓し、日本への安定供給を維持する方針だ。
 古河電工は19日、東京電力と共同で、解体・分別処理が容易でリサイクルコストを従来比50%削減できる光ファイバーケーブルを開発したと発表した。

 東京電力は本年10月から、新規導入する心数12―300芯のスロット型ケーブルを、全面的にこのタイプに切り替える予定。光ケーブルは解体・分別処理コストが高いことから、リサイクルが進んでおらず、現在は埋め立てや焼却による産業廃棄物処理が一般的。
 コバルトの国際相場が軟調に推移している。今年2月から上昇を続けていた欧州非鉄金属価格は、先月末から反落して中値ベースで約10%下落。生産国のロシアが長期契約のオファーを再開したことや、加インコ社のスト終息により供給懸念が解消されたのが要因だ。

 主用途のリチウムイオン電池の正極材のマンガン系への素材シフトも進んでいることから、例年夏場に上向く相場動向にも不透明感が漂い始めた。