2006年07月03日(月)
 経済産業省は30日、2005年度末時点における設備投資調査結果をまとめ、05年度実績および06年度計画を発表した。

 それによると、産業別設備投資動向で、06年度における非鉄金属(05―06年度共通調査回答企業61社)全体の投資額は、核燃料を除いて1830億600万円となり、05年度実績見込み比13・2%増と引き続き2ケタの伸びを記録。05年度の同37・4%増までは届かなかったものの、いぜん積極的な投資が継続している。拡大を続ける牽引役の非鉄製錬のほか、アルミも投資を増やす傾向が続く。
 古河電工はこのほど、定価販売している建築配管用銅管と水道用銅管の値決め方式を銅建値連動制(地金スライド制)に変更した。6月出荷分から実施している。本年に入り銅地金価格が急激に上昇して自助努力による吸収が困難になったため。銅管メーカーでは5月に住友軽金属工業とコベルコマテリアル銅管が地金スライド制に移行している。
 古河電工は30日、半導体ウエハー製造プロセス用テープ(以下、半導体用テープ)の生産能力を、2005年度の年間500万平方メートルから07年度1000万平方メートルへ倍増すると発表した。

 三重事業所(三重県亀山市)内に半導体用テープの製造工場を新設、08年1月から稼働開始し、09年10月までにフル操業に入る予定。設備投資額は約32億円で、同社が05年3月に新株発行で調達した戦略ファンドを活用する。