2006年07月27日(木)
 日本の銅製錬メーカーと海外鉱山の06年7月―07年6月積み銅買鉱交渉(年央交渉)の第2回目が今週、都内で行われている。

 チリのエスコンディダ鉱山を所有するBHPビリトンは製錬側の収入となるTC/RC(溶錬費/精錬費)でトン80ドル/ポンド8セントでプライスパーティシペーション(PP)無しに相当する条件を提示した。これに対して日本製錬側はPP有りを主張。両者の溝は埋まらず9月以降に交渉が先送りされる可能性が高い。
 三井金属は硫酸亜鉛を約25%値上げすると発表した。1986年以降20年間価格を維持してきたが、原油や亜鉛などの市況高騰で製造コストが上昇しているため、現在の納入価格(需要家渡し価格)トン当たり10万円強を約2万5000円引き上げる。7月1日以降の納入分から実施する。現在、需要家と交渉しており、浸透しつつある。
 住軽日軽エンジニアリングの水野稔社長は26日、社長就任後初の記者懇談会を開催し、前期の業況や今後の方針などを明らかにした。このなかで、3年後の2008年度には売上高150億―160円、経常利益2億円強をめざす考えを強調。

 前期決算が売上高134億円、経常損失3億4000万円と赤字を余儀なくされたことから、「安定的な利益計上を実現したい」(水野社長)との方針だ。また、累積損失については、今年度中に解消する意向を示した。