2006年09月15日(金)
 東邦亜鉛は鉱山事業の本格展開にめどをつけた。出資先であるオーストラリアのエンデバー鉱山からの亜鉛精鉱の調達に加え、探鉱が終わり開発待ち案件になっている豪サルファースプリングス鉱山や、2012年まで長期契約を結んでいるペルーのアンタミナ鉱山などからの調達を含めると、現在の年間約24万トンの精鉱調達量を上回るためだ。

 さらに今後は豪ラスプ鉱山の開発なども行う予定になっており、自社消費を上回った分の亜鉛精鉱の販売が可能となる。
 2006年第4四半期(10―12月期)のアルミニウム新地金対日プレミアム(CIF・JAPAN)交渉がほぼ一巡し、3期連続上昇となるトン当たり82―83ドル(対前期比9ドル高)で決着した。10ドル以上上げた7―9期には及ばないが、引き続き大幅上伸でまとまった。
 財務省の輸出通関統計によると、7月のベトナムや香港への廃バッテリー輸出は1767トンで、昨年6月のピーク時から5分の1の水準に減少した。

 受入先の輸入規制や大手鉛精錬メーカーの国内価格引き上げなどが着実に成果を上げているもようで、鉛地金の生産にも影響を与えていた廃バッテリーの国外流出量は05年1月以来の低水準となった。