2006年10月04日(水)
 昭和電工の電子材料生産が好調に推移している。国内生産拠点の秩父事業所(埼玉県秩父市)では、発光ダイオード(LED)などに使う化合物半導体の生産ラインが4月からフル操業を続けている。

 需要が急拡大している希土類磁石合金も量産と研究開発機能がある秩父に加え、2002年に設立した中国合弁会社の包頭昭和稀土高科新材料有限公司でもフル生産しており、おう盛な需要を背景に電子材料は高水準の生産を継続している。
 住友電気工業は3日、電波法の規制緩和を受けて、国内の宅内・ビル向けの高速PLC(電力線通信)モデムの製造・販売を開始し、高速PLC市場に本格参入すると発表した。

 既存の配電線・電力線を通信回線として利用し、最大で200Mbps(メガビット毎秒)の高速通信が可能なため、簡単で低コストで安定したネットワーク構築技術として期待される。
 住友金属鉱山の金属製錬事業は、2005年度の窒素酸化物(NOx)排出量が570トンとなり前年比5%減少した。銅製錬拠点の東予工場(愛媛県)で貴金属工程を変更したことが主な要因。

 このほど発刊した「環境報告書2006」によると、硫黄酸化物(SOx)排出量も1760トンと前年から1・1%減少しており、各製錬所における環境負荷低減への取り組みが着実に成果を上げている。