2006年10月13日(金)
 ロンドン金属取引所(LME)の在庫が引き続き減少傾向にある。とくに地金需給がひっ迫している亜鉛在庫は年明けから一本調子で減少しており、現在は年初比3分の1の水準まで落ち込んでいる。鉛在庫も6月から半減しており、亜鉛とともに地金価格の急騰を招いている。

 銅在庫は2006年に入り10万トン台前半で推移しているが、歴史的な低水準という状況は変わらず、地金価格の下支え要因になっている。
 テクノアソシエ(旧東洋物産)はこのほど、米セルシア社が開発したマイクロスプレッダの国内販売を開始した。

 銅の10倍以上の速度で熱を移動させることができる特性をもち、薄型で軽量である上に曲げも可能な部材。電子機器のヒートパイプなどの放熱部品向けの用途への販売拡大をめざす。
 新日鉱グループの非鉄金属流通である日鉱商事(東京都港区、関根行助社長)は今月1日付で化学品販売会社の震輝(東京都港区、木智子社長)から硫酸販売事業を譲り受けた。譲渡金額は公表していない。これまでは国内販売のみだったが、今後は輸出も可能になる。

 化学製品の基礎材料として海外を中心に硫酸の需要が拡大するなか、同社は硫酸事業を重点分野の1つと位置付けており、今回の譲受を機に一層の強化を図る。