2006年10月25日(水)
 アルミ・スクラップ市況が6月末以来、4カ月ぶりに急反発に転じた。ロンドン金属取引所(LME)相場が5月末以来の2700ドル大台乗せを再現。為替も1ドル=120円台割れ(TTS)へ続落。新塊が10月初めに比べてキロ25円もハネ上げていることが最大要因。

 製品価格との絡みもあり、原料購入価格の引き上げに及び腰にあった合金各社が先行きの季節要因も加味して手当て姿勢を強めていることも後押し材料。
 銅建値が頻繁に変動する中で、伸銅品市中相場は9月下旬以来、一部品種を除き横ばいを維持している。目先の銅建値の動きが読みきれない中で、流通各社とも現在の価格の浸透に重点を置いたためだ。メーカーのロールマージン値戻しの動きに対しては建値が下落した時に価格を据え置くことで実質的な吸収を図ろうとしている。
 古河スカイが今年1月に設立したベトナムの自動車用アルミ精密鋳物部品製造会社「フルカワスカイ・アルミナム・ベトナム社」(FSV)は、来年3月から量産化を開始する。年末までに建屋が完成し、年明けから試作品を製造。

 これにより、2008年にはFSVおよび小山工場(栃木県小山市)の生産分と合わせアルミ鋳物製品100万個体制に引き上げ、世界シェアトップ確立を図る。