2006年10月26日(木)
 日鉱金属は25日、需要が拡大傾向にあるスパッタリングターゲット材(薄膜材料)の生産能力を増強すると発表した。

 国内生産拠点の磯原工場(茨城県北茨城市)を中心に設備を増強。半導体用ターゲットの生産能力を従来比1・5倍に引き上げるほか、ハードディスク(HD)などの磁気記録媒体用ターゲットも約50%増やす。フラットパネルディスプレー(FPD)用ターゲットは約25%の能力増強を計画しており、本年11月から2009年3月までの約2年半で約100億円を投資する。
 神戸製鋼所は25日、同社の100%出資子会社「蘇州神鋼電子材料有限公司」(江蘇省蘇州市)の開所式を現地時間26日午前10時30分から開催すると発表した。

 今後、本格的に電子材料用銅板材の切断加工、販売および技術サービスを開始し、華東地区で拡大している半導体リードフレームや自動車用端子コネクター需要に対応する。本年度末で160トン、08年度で340トンの月産量をめざす。
 大手アルミ二次合金メーカーは、ダイカストメーカーなどユーザーとの10月積み価格交渉で、アルミダイカスト品がキロ10円、鋳物品で10円を上回る引き上げを要請していく方向だ。特に鋳物品は、添加金属である銅スクラップ市況の急騰などを踏まえ、15―20円程度のアップをめざしていく。