2006年10月31日(火)
 丸紅(軽金属部)が30日に発表したアルミ新地金世界需給予測によると、2007年は需要が3625万7000トン(06年見込み比5・8%増)まで拡大する一方、供給は中国をはじめ、中東やロシア、インド、アイスランドなどで増産が予想され、3629万9000トン(同7・0%増)と4年ぶりの供給過多となる4万2000トンのプラスを見込む。

 これにより、来年のロンドン金属取引所(LME)3カ月先物アルミ相場は、2000―2700ドルと、足元に比べやや下押す見通しだ。
 亜鉛、鉛の新高値更新が続いている。ロンドン金属取引所(LME)の亜鉛現物相場は、現地27日のセツルメントが前日比トン135ドル高の4215ドルに急伸した。

 足元のおう盛な需要を背景に需給がひっ迫した状態にあることから、3日連続で過去最高値を記録した。鉛セツルメントもトン62ドル高の1650ドルに急騰し、13日の過去最高値を更新した。
 住友商事は30日、同社およびカナダのダイナテック社が、マダガスカルでニッケル鉱石から地金まで一貫生産するアンバトビィニッケルプロジェクトに、コリアリソーシズコーポレーションとエスエヌシーラバリン社の参画を受け入れ、株主間契約書を締結したと発表した。

 権益構成は、住商27・5%、ダイナテック40%、コレス27・5%、エスエヌシー5%。日加韓3カ国による初の共同ニッケル資源開発案件で、初期投資額は25億米ドル。マダガスカルに鉱山から製錬所までの設備を建設し、2010年初頭にニッケル地金生産6万トン、コバルト地金5600トン、硫安19万トンの年産能力を有する工場を稼働させる。