2006年11月16日(木)
 非鉄製錬大手8社の2006年9月中間期決算が15日までに出そろったが、銅などの金属価格高騰により経常段階で8社合計1000億円規模の増益効果があった。これは経常利益総額3500億円の約3割に相当する。出資先の海外鉱山などからの持分法投資利益も増えた。

 足元の金属価格も各社の前提条件を上回って推移していることから、通期業績も引き続き資源金属部門が収益拡大の原動力になる。
 アーレスティが15日に発表した2006年9月中間期連結決算は、売上高が前年同期比18・9%増の565億5400万円に達し、営業利益20・6%・経常利益26・2%・当期純利益40・5%とそれぞれ大幅な増収増益を達成した。

 これにより通期業績は、当初見込みより上振れする見通しだ。主力のダイカスト事業に加え、アルミニウム事業、完成品事業とも好調に推移し、前期実績を大幅に上回った。
 大紀アルミニウム工業所(本社=大阪市西区土佐堀、山本隆章社長)は14日、自動車生産の好調を背景とした史上最高決算を明らかにしたが、2007年3月期生産量は単独で29万4005トン(06年3月期実績27万4618トン)と前期比7%増え続け、30万トン大台に迫る見通しだ。

 また連結ベースの生産量(対象会社=九州ダイキアルミ、陽紀、北海道ダイキアルミ、ダイキニッケイタイ)も39万5500トン(同37万860トン)と同6・6%増え、40万トンに迫る史上最高記録を塗り替え続ける見通しだ。