2006年11月27日(月)
 非鉄企業の営業キャッシュフローが悪化している。製錬、電線、伸銅、軽圧各社の2006年9月中間期決算によると、主要19社中14社の営業キャッシュフローが前年同期比で減少、このうち製錬や伸銅などの8社がキャッシュ赤字となった。

 銅をはじめとする非鉄金属価格の高騰により棚卸資産や売上債権が増えた。財務基盤がしっかりしている大手企業にとっては一時的なものだが、中小企業の多い電線、伸銅のメーカーや流通にとっては、運転資金の増加が経営に深刻な影響を与える可能性もある。
 アルミ押出・引抜メーカーの立花金属工業(本社=大阪市北区、岡田榮社長)は、伊丹工場の金型製作を御殿場工場(静岡県御殿場市)に集約し、さらには加工品の一部も養老工場(岐阜県養老郡養老町)に移管するなどして、合併後の拠点再構築をほぼ完了させた。

 主力の押出事業でも、養老と御殿場の両工場で生産品目のすみ分けを図り、それぞれ特色ある工場作りをめざしている。
 非鉄専業商社のアルコニックス(正木英逸社長)は、今期を初年度とする中期経営計画(3カ年中計)で掲げた自己資本比率10%超の目標を、半期でクリアした。

 純利益7億円超の計画についても、前倒しで今期にクリアする見通しになったことから、目標値の引き上げを視野に、中計の見直し作業を行っていく。