2006年12月11日(月)
資源大手のアングロ・アメリカンはこのほど、100%の権益を保有するブラジルのバロ・アルト・ニッケルプロジェクトの開発を決定したと発表した。

 投資額は12億ドル(8日東京TTS1ドル=116・32円換算で約1400億円)に上り、年間平均3万6000トン(ニッケル量)のフェロニッケルを生産する。生産開始は2010年で11年中にフル生産をめざす。鉱山の寿命は最大で26年間となっている。
日鉱金属は8日、12月積み産銅建値をトン当たり3万円引き下げ83万円(月間平均83万7500円)に緊急改定すると発表した。月初のトン1万円値下げに続き実質6営業日でトン4万円の値下げ。新建値の83万円は本年4月19日以来、ほぼ8カ月ぶりの低水準。
非鉄金属流通の大成(大竹昌徳社長)はこのほど、アルミ合金厚板用の大型マシニングセンター(MC)を本社工場(東京都大田区)に設置した。2007年中に本格稼働させる。広幅アルミ厚板の加工販売を拡充し、半導体・液晶製造装置分野などで増加する需要に対応していきたい考え。09年1月期に広幅アルミ厚板の年間加工賃収入で3000万円をめざす。