2006年12月13日(水)
 亜鉛生産大手の豪ジニフィクスとベルギーのユミコアは11日、亜鉛製錬と合金事業の統合会社設立で合意したと発表した。統合会社は亜鉛、鉛製錬と合金生産で年120万トン、従業員数4500人の企業となり、韓国のコリアジンク、スイスのエクストラータを抜いて世界最大手の亜鉛製錬メーカーになる。

 両社は2007年1―3月期に統合へ向け本格的な協議を開始し正式統合をめざす。その後7―9月期には経営方針を明らかにし、適切な時期に新規株式公開(IPO)の手続きを行う計画。
 三井金属は12日、12月積み亜鉛建値をトン1万4000円引き下げ56万円に改定したと発表した。

 指標となるロンドン金属取引所(LME)の現物相場が直近の高値から4%下げているためで、月内推定平均は56万1700円となった。
 大手レアメタル専門商社である(株)メタルドゥ(本社=大阪市西区京町堀、藤田國廣代表取締役社長)が作業効率のアップを目的に10月から約6000万円を投じて進めていた1st物流センター増築工事がこのほど完成した。