2007年01月16日(火)
 トステムは15日、アルミ地金および樹脂、木質材料など原材料価格の高騰で、内装建材商品を値上げすると発表した。メーカー希望小売価格の改定は、同社が1988年に内装建材商品に事業参入して以来初めて。
 日鉱金属は15日、半導体パッケージ基板の触媒接着プロセスに使う新しい下地薬品を開発したと発表した。この下地薬品の上にパラジウム触媒を付けた基板上に銅めっきを施すと、従来の錫―パラジウム触媒プロセスの場合より電気特性が向上する。ICの高性能化に伴う需要増を見込み、2010年には売り上げ20億円をめざす。
 三井金属は15日、1月積み亜鉛建値をトン3万7000円引き上げ52万2000円に改定したと発表した。ロンドン金属取引所(LME)の亜鉛相場の反発や為替の円安ドル高進行を受けたもので、月内推定平均は51万9500円に上昇した。