2007年02月06日(火)
 アルミ原料市況が再び騰勢の兆しを強めている。とりわけ関西市場では大手合金メーカー2社が1月は決算環境下にあったことから荷受けをストップしたが、1月下旬入り直後の新塊の急騰を受けてすでに印刷板などウワ物原料から合金各社の購入価格が切り上がってしまっている感が強く、連動して中京地区でもウワ物中心に2月前半はキロ3―5円の購入価格引き上げが避けられないものとみられている。

 ただ関東市場については、「関西・中京地区と比べてやや温度差があるのも事実」(合金メーカー資材担当者)と指摘されている。
 自動車用鉛バッテリーのメーカー各社の値上げ発表がそろい、今月から順次実施されている。鉛の国際相場が急騰したまま高止まりしていることから、メーカー側は生産が本格化する春までには製品への価格転嫁を進めたいところだ。

 ただし、国内では暖冬による需要減退がネックになっており、値上げの理解を得るには厳しい環境となっている。
 アルミ二次合金メーカーとダイカストメーカーなどユーザーとの間で進められてきた関東地区の1月積み二次合金販価交渉が、キロ当たり3―5円アップと中心値4円でほぼ決着した。鋳物品については、5―7円の上昇となっている。

 合金メーカー側は当初、原料の値上がりや原油価格の高止まりなど生産コストの上昇を受け、2桁の上げをめざしたが、この水準には届かなかった。このため、2月はこれら未達分も含め、ダイカスト10円超、鋳物15円超の引き上げを図っていく方針だ。