2007年02月15日(木)
 昭和電線ケーブルシステムは14日、国際超電導産業技術研究センター(ISTEC)と共同で、イットリウム系酸化物の超電導線材を高速・安価に製造する方法を確立したと発表した。金属元素を混ぜ込んだ溶液を金属テープ基板上に塗り、熱処理炉で焼成して超電導層を形成する。

 今回は溶液中の金属元素の比率調整と、熱処理炉内のガスの流れの均一化によって、長さ200メートル、臨界電流値200アンペアの線材を、従来製法比5倍の毎時10メートルの速さで製造することに成功した。
 日本、米国、豪州、中国、インド、韓国の6カ国による地球温暖化対策や環境対応に取り組む「クリーン開発と気候に関するアジア太平洋パートナーシップ」(APP)のアルミニウムタスクフォース会合が来月20日、3日間の日程で中国・北京で開催される予定だ。

 日本側からは、経済産業省非鉄金属課と日本アルミニウム協会の担当者がそれぞれ出席し、リサイクルを中心としたテーマで協力を図っていく方向だ。
 NEOMAXは14日、世界最高磁力の新しいフェライト磁石「12Bシリーズ」を開発したと発表した。添加素材のコバルト使用量を増やすことで、従来品の「9Bシリーズ」より、常温での磁力(残留磁束密度)を7―8%向上させた。

 マイナス40度の低温でも磁力が減らないという温度特性にも優れ、用途先のモーターを小型化できる。熊谷製作所と九州事業所で量産体制を整えており、2008年度に10億円の販売を見込む。