2007年02月23日(金)
 大手非鉄流通の佐藤金属(東京都千代田区、佐藤保社長)は22日、売上高744億円、売上総利益55億8000万円、税引前利益12億円、売上利益率7・5%を目標に掲げる今期方針を発表した。

 目標達成に向け、新商品や高付加価値商品の拡販、国内支店・営業所の充実、米国や中国など海外との取引拡大を引き続き推進していく考え。品質保証システムの充実や加工先との連携による技術革新も進め、多様化する需要家のニーズに対応する。
 白金系貴金属のルテニウム価格が急騰している。生産者の英ジョンソン・マッセイ(JM)社が公表している国際価格は現在1オンス当たり870ドル。過去1年間で10倍になった。

 従来のチップ抵抗に加え、ハードディスク(HD)の記録層に用途が拡大したことから、需要はエレクトロニクス分野を中心に増えている。
 大手黄銅棒メーカーの大木伸銅工業が21日発表した2006年11月中間期業績は、売上高が前年同期比2・4倍の158億2500万円、経常利益が72%増の4億3000万円と増収増益だった。

 販売量の増加や低カドミウム黄銅棒需要の拡大、ロールマージンの値上げが利益を押し上げた。好調な業績を受け、07年5月通期予想についても、営業利益と経常利益を上方修正した。