2007年03月08日(木)
 スイスの資源大手エクストラータは6日、オーストラリアの亜鉛・鉛鉱山マッカーサー・リバーの増産を発表した。発電設備の改良により、粗鉱生産量を約40%増やし年産250万トンにする。2008年7―9月期のフル操業をめざす。

 これに伴い亜鉛・鉛精鉱の生産能力を34%増やし年43万トンにする。投資額は3700万米ドル(約43億円)。ペルー南部で探鉱中のラス・バンバス鉱床とアンタパッカイ鉱床も開発に向けた取り組みを強化する。
 ウズベキスタンのマブリャノフ国家地質・地下資源委員会議長ら同国エネルギーミッションは7日、経済産業省を訪れ、甘利明経産相を表敬し、石油、天然ガス、ウランなどをはじめとする同国のエネルギー、鉱物資源に対するわが国からの開発投資および技術支援などを要請した。
 三菱マテリアルは7日、3月積み鉛建値をトン当たり4000円引き下げ、26万円に改定すると発表した。為替の急速な円高進行のため、月初に比べて輸入採算値が切り下がった。月間推定平均は3200円ダウンの26万800円。