2007年05月09日(水)
 本年4月に発足した日軽エムシーアルミ(川上耕二社長)は、合金の開発力強化と海外展開に注力し、収益力向上を図っていく方針だ。具体的には、事業統合効果などで、初年度に経常利益20億円、2009年度には同26億円に引き上げ、体質強化を図っていく。
 ジーエス・ユアサコーポレーションは8日、三菱商事、三菱自動車工業と3社でリチウムイオン電池の製造合弁会社を設立に向けて、具体的な協議を開始したと発表した。電気自動車(EV)に使用可能な大容量・高性能の電池製造が目的で、半年以内をめどに新会社設立をめざす。

 新会社の出資比率はGSユアサ51%、三菱商事34%、三菱自動車15%の予定。本社はGSユアサの京都本社(京都市南区)内に置き、第1段階として30億円規模の投資を行う。工場延床面積は7000平方メートル。工場内には年産20万個の自動量産ラインを新設し、2009年までの稼働開始を計画している。
 アルミメジャーのアルコアは7日、同じアルミ大手のアルキャン社に対し、買収提案を行ったと発表した。1株当たりの買い付け価格は58・6ドル。アルキャン株の3分の2に相当する66%の取得を目標に、2007年末までに買収を行いたい考えだ。

 同社では、今回の買収が実現すれば、年間で10億ドル(約1200億円)のシナジー効果が期待できるとしている。アルミ業界では、ロシアで再編が進むなど、合従連衡の進展が見られ、こうした動きはさらに加速しそうだ。