2007年05月23日(水)
 国内電線メーカー大手6社の2006年度(07年3月期)連結決算は、5社が営業増益となった。電線・ケーブルや情報通信、自動車関連分野の販売好調が好業績に寄与した。一方、エレクトロニクス関連分野では製品単価が急速に下落し、減益要因となった。07年度は上位4社が営業減益を見込むが、税制改正の影響を除けば実質増益かほぼ横ばいの見通し。

 好業績が目立ったのは住友電工、古河電工、日立電線の3社。住友電工は売上高、営業利益、経常利益が過去最高、古河電工と日立電線は売上高が過去最高、営業利益と経常利益は情報通信バブルピークの00年度に次ぐ史上2番目の高水準となった。
 国際銅研究会(ICSG)がこのほど発表した2008年の銅需給は52万7000トンの供給過剰となる見通し。

 中国など新興国を中心に旺盛な需要が見込まれるが、世界的に製錬所の生産能力の拡張が進み、06年から3年連続で供給が需要を上回ることになりそうだ。ただ、鉱山や製錬所の生産障害などにより供給量が落ち込めば、短期的に需給がひっ迫する可能性もある。
 不二サッシは、アルミ形材外販事業に注力し、直近の売上高300億円(2007年3月期)から、今後500億円に引き上げていく考えだ。

 同社では、関東地区の形材事業拡大を図るため、本年10月をめどに資材関連も一本化した新会社を設立し、収益性向上をめざす方向で検討に入った。