2007年06月01日(金)
 大手軽圧6社の2007年3月期連結決算(昭和電工は06年12月期)が31日にまとまり、全社そろって増収となり、営業利益ベースにおいて昭和電工を除く5社が増益を確保した。

 利益面では、過去最高水準に達するメーカーが多く、好調に推移した。自動車需要などが牽引し、業績を押し上げた。今期については、アルミ地金高止まりなどの影響を見込むものの、底堅い需要は継続する見通しだ。
 住友電工は硫化亜鉛を焼結した遠赤外線カメラ用レンズを開発した。人体の発する熱(遠赤外線)を捉えて、ディスプレー上に映像表示できる。

 自動車の夜間歩行者検知システムへの採用を見込む。遠赤外線カメラ用レンズの材料にはカルコゲナイドガラス、ゲルマニウムなどがあるが、硫化亜鉛は原料・製造コストが従来材料に比べて安い。
 日本アルミニウム合金協会は31日、4月のアルミニウム二次地金・同合金地金等生産実績を発表し、自動車向け需要が好調なことを背景に、生産が9万2080トン(前年同月比3・9%)、出荷が9万2609トン(同4・8%)と、いずれも4月として過去最高を記録。生産で21カ月、出荷は23カ月連続で増加している。