2007年06月14日(木)
 日本軽金属は、海外事業を積極的に推進していく方針だ。次期社長に内定している石山喬副社長は、当面の海外事業として、中国・深せんに展開する自動車向けアルミ押出工場に関し、「中国は広く、北部などで第2拠点を作ることも一つの考え方」として、来期中の新工場立ち上げを含め検討する。
 ニッケル市場で投機資金の流出が続いている。ロンドン金属取引所(LME)が逆ザヤ解消のために、大口の市場参加者に対する規制を変更したことを受け、7日の現物市場では過去最大の下げ幅を記録した。

 今週に入っても下げ止まる兆しは見えず、12日のセツルメントもトン4万1205ドルと前日比2910ドル安(約7%)下落。後場売値は4万850ドルまで売られ4カ月ぶりの安値水準をつけた。
 2007年第3四半期(7―9月期)のアルミニウム新地金対日プレミアム(CIF・JAPAN)交渉が大詰めを迎え、トン当たり68ドル前後で収束する可能性が高まっている。今期(4―6月期)は71―73ドル水準への引き下げで決着したが、来期も下落が続く見通し。同交渉は、近日中にまとまる見込みだ。