2007年07月09日(月)
 国内のアルミニウム価格は、海外相場が堅調に推移し、高止まり傾向の展開を見せる。ロンドン金属取引所(LME)のアルミ相場は、6日入電で先物2800ドル目前まで回復。

 為替が円安基調を続けていることもあり、円ベースでの地金価格は高値圏で推移しそう。銅建値は100万円を超えた水準となっており、アルミも当面は強含みの状況が続きそうだ。
 産業用電線販売の住電日立ケーブル(以下HS&T)は関係メーカーのタツタ電線、大電などと共同で「平成19年度グリーン物流パートナーシップ推進事業」の認定を受けた。

 タツタ電線の大阪工場(大阪府東大阪市)と大電の佐賀事業所(佐賀県三養基郡)の間で、HS&T製品の陸上輸送をトラックから鉄道に切り替え、二酸化炭素(CO2)排出量を3分の1に削減する。民需向け電線の分野では初めて31フィートコンテナを導入する。
 三井金属は6日、7月積み亜鉛建値をトン1万7000円引き上げ46万7000円に改定したと発表した。国際価格が堅調地合いを受け1カ月ぶりに反発、月内推定平均は46万3800円となった。