2007年07月12日(木)
 リン青銅・洋白メーカーの清峰金属工業(茨城県土浦市、清峰茂樹社長)は2003年から総額20億円以上を投じて続けてきた土浦本社工場の設備近代化を来月に完了する。老朽設備の改造、更新や新設備の導入を行ったほか、設備の配置も一部変更して生産効率の向上をめざした。製品品質を需要家の要求する水準に引き上げるのが目的。今後は自動車分野向け製品の比率を更に高め、足元の15%から3年間で25%に増やしたい考え。
 銅建値がトン当たり100万円台で堅調に推移する中、銅スクラップの市中相場は品種によってばらつきが見られる。需給のしっかりしている銅系品種は、史上最高値に迫る水準に上昇。これに対し、黄銅棒メーカーの生産不振から需要の落ち込む黄銅棒原料は伸び悩んでいる。いずれも足元の発生量は少ないと指摘する原料扱い筋が多く、市中の商いに活気はない。
 非鉄金属専門商社の平和金属(本社=大阪市中央区、北山英彬社長)は、今年から来年にかけて、タイの空調部品の製造子会社「エアコン・パーツ・エンジニアリング・タイランド(APET)」の生産能力を増強する。ストップバルブ(閉鎖弁)の生産ラインを大幅に増設・更新し、初年度生産を約30%増の420万個まで引き上げる。投資総額は約4億円。また、大型車用ブレーキ部品の生産も倍増させる計画だ。