2007年07月17日(火)
 英豪系の資源メジャーであるリオ・ティントは12日、カナダのアルミ大手アルキャン社の買収で合意したと発表した。買収額は1株当たり101ドルで、合計381億ドル(約4兆7000億円)。金額ベースでは、鉄鋼再編を実現したミッタルによるアルセロール買収を上回る規模。

 2006年のアルミ地金生産量は、両社合計で425万トンとなり、世界トップに浮上する。アルミ上流部分における合従連衡が進むことで、日本のアルミ業界へも中長期的に影響が出てきそうだ。
 中国最大のチタン加工メーカーである宝鶏チタン股フェン有限公司は、2010年にチタン生産量を2―3倍に引き上げる。世界的なチタン需要の拡大を受け、インゴットを06年の生産量6000トンから2万トンに、展伸材を4500トンから1万トンにする計画。投資額は約20億元(約320億円)を見込んでいる。

 リチウムイオン電池やニカド電池など、二次電池に使うレアメタルの国際相場が軟調に転じつつある。2カ月前まで過去最高値を付けていたコバルトは14%値を消し、年初比3倍以上に高騰していたカドミウムも半年ぶりに下落した。市中ではコバルトは下げ止まるが、カドミウムは続落するとの見方が強いようだ。