2007年07月18日(水)
 一部大手電線メーカーは建築用電線の代表品種の一つ、VVFケーブルの二次問屋向け販売価格を引き上げる。代表サイズの1・6ミリメートル径×2心でメートル当たり50円を打ち出した。足元は45円中心。原材料、特に銅導体のコスト上昇分を転嫁する。ただ、VVFの需給はここ2カ月ほど緩く、すぐには浸透しない可能性が高い。
 ロンドン金属取引所(LME)のニッケル相場で、現物価格が先物価格より高くなる逆ザヤが約1年ぶりに解消した。

 現地16日の現物セツルメント(前場売値)はトン3万1910ドル、3カ月先物は3万2005ドルと95ドルの順ザヤとなった。後場は再び100ドルの逆ザヤとなったが、LMEが6月6日に実施したレンディング(期近売り期先買い)制限の変更を契機に逆ザヤは急速に縮小。ニッケルの過熱感は沈静化している。
 日鉱金属は17日、7月積み産銅建値をトン当たり3万円引き下げ101万円に緊急改定即日実施する、と発表した。

 海外相場の反落と円高反転を映したもので、産銅建値の値下げは6月11日以来、ほぼ40日ぶりのこと。新建値は月初2日(100万円)以来の低水準。月内、産銅建値が変更されない場合、月間建値平均価格はトン101万5700円となる。