2007年07月25日(水)
 伯資源大手のリオドセ(CVRD)とノルウェーのノルスクハイドロは現地23日、アルミナ製錬工場の共同設立で合意したと発表した。ブラジル北部に年産740万トンの製錬所を新設する。

 取締役会の承認を経て、2008年半ばから建設を開始する予定。ノルスクハイドロは、20%出資する。CVRD、ノルスクハイドロとも、アルミ生産の上流工程で競争力を高める狙いだ。
 半導体リードフレーム向け銅板条の需要が伸び悩んでいる。携帯機器やパソコンなど、最終製品の販売が盛り上がりに欠けるためで、一部加工メーカーの足元の稼働率は7―8割程度にとどまっている模様だ。関係者は秋以降の需要回復に期待を寄せている。

 半導体需要はもともと好不調の波が大きいのが特長だが、昨年秋ごろから最終製品在庫の積み上がりが顕在化。年明け以降は受注調整が入り、需要が減っていた。
 新潟県中越沖地震が中部地区のアルミ二次合金メーカー各社に与えた影響は、インゴット材に関しては軽微なものにとどまったが、溶湯供給向けは、自動車生産ラインの停止を受け、先週末から今週初めにかけて地区業界全体で1700トン程度の影響が出た模様だ。

 だが自動車メーカー各社は、生産体制が整備され次第、増産する意向を示しており、アルミ二次合金業界全体に与える影響は限定的との見方が強い。