2007年07月30日(月)
 伸銅メーカーの間で減産の動きが広がっている。黄銅棒メーカーが7―9月期の稼働率を平均7割程度と見ているのをはじめ、足元の稼働率は板条メーカーで8―9割にとどまっている。

 例年、夏場は生産が落ちる傾向があるが、本年は伸銅品需要の落ち込みもあって減産傾向が強まっていると見られる。秋以降は回復に向かうとの見方もあるが、減産が長期化すれば中小メーカーは大きな打撃を受けるほか、スクラップ流通などにも影響が広がる可能性がある。
 古河電工は27日、自動車部品事業を会社分割し、ワイヤハーネスを開発・製造する完全子会社、古河オートモーティブパーツ(古河AP、滋賀県)に本年10月1日付で集約すると発表した。

 古河APは9月14日付で完全子会社化する。ワイヤハーネス事業と電装部品事業を一体化し、グローバル化対応やコスト低減を推進する。
 国内のアルミニウム新地金価格は、27日入電のロンドン金属取引所(LME)アルミ相場が下落したことに加え、為替の円高進行で、続落傾向となっている。今月9日の産業新聞調べでキロ380円台に到達したアルミ地金は、足元360円を下回る水準に後退。約3週間の間で20円以上落ち込み、本年3月末レベルへ一気に下押した格好だ。